「体験入居」のポイントについて

介護施設(老人ホーム)への「体験入居」は、候補として挙がった希望する介護施設で実際に宿泊し、生活をすることによって、そこで提供されるサービスの質を見極めたり、他の入居者との共同生活が、ご本人にとって可能かどうかを見極めるなど、入居決断の最終的な判断を行うことにあります。

「体験入居」は原則、ご本人のみしか利用することができません。ご家族とご一緒の宿泊はできません。


体験入居で確認しておきたいポイント

①スタッフについて

・スタッフの対応や言葉遣いなどで、不快な思いをしていないかどうか・・・
・ナースコールを押したとき、すぐに対応してくれているかどうか・・・


②入居者について

・既に入居されている方と、うまくやれそうか・・・
・入居者の男女構成比率はどうか・・・
・打ち解けあえそうな方、お友達になれそうな方がいるかどうか・・・


③提供されている食事の味や内容、対応度について

・味付けは自分の好みに合っているかどうか・・・
・自分の苦手な食材などにも対応してくれているかどうか・・・
・食事形態はどうか?介護食・医療食への対応は整っているかどうか・・・


④サービスについて

・ご自身が希望するケアを実施しているかどうか・・・
・リハビリに対応してくれているかどうか・・・


⑤環境・衛生面について

・生活音、温度調節、臭いなど、ご自身にとって快適な環境かどうか・・・
・清掃はくまなく行き届いているかどうか・・・


⑥施設全体の雰囲気や居心地について

・活気がなく寂しい思いをしてないかどうか・・・
・活気がありすぎて取り残された感じを受けていないかどうか・・・


体験入居後、本人から心配ごとや不満などが出てきた場合は、その内容を施設スタッフや相談員にしっかりと伝えることを怠らないように心がけましょう。入居後は、入居者ご本人も、施設スタッフも一つ屋根の下で暮らしていく同じ家族の一員同士としての関わり合いがとても必要となってきます。ですから、「不満」や「心配ごと」はあってあたり前ですが、それをどうお互いがうまくコミュニケーションを取り合って・理解しあって一つ屋根の下で穏やかに豊かに暮らしていけるかがポイントです。じっくり話をすることを通じてお互いの理解を深めていくようにしましょう。